10/12/2017

Cardano、記念すべきローンチを東京のイベントにて行う

2年以上前に大阪のミートアップイベントで考案されたその技術は現在、最先端の暗号通貨となりました。プロジェクトは世界中の専門家を集結させ、67,000行以上のコードを生成し、またアジアを中心とした強力なコミュニティがあります。それに伴い、カルダノは査読、ソフトウェア工学における保証性の高い手法を用いるなど、暗号通貨に新たな基準を定めました。

カルダノの公式発表イベントは10月14日に東京の渋谷区で開催され、ソーシャルメディアにて行われた抽選会を通じて選ばれた約500人もの関係者が参加しました。その公開を待ちわびていた日本の暗号通貨の愛好家、Adaトークン保有者及びビジネスマンはメインホールにて催されるイベントの前に開催されたカルダノTシャツ、ADAコインの硬貨などのグッズ販売に長蛇の列を作りました。

IOHKの創設者でありCEOのチャールズ・ホスキンソン氏は「プロジェクトが実現可能であると知ってまず行なったのはかけがえのないパートナシップを築くことでした。」と語りました。「我々の主任科学者はエディンバラ大学を起点に活動を行なっており、そこでカルダノのコアが構築されました。また我々はアテネ大学でも素晴らしい人材を多数抱えており、彼らは理論成立の如何に関して厳格な審査を行なっています。そして東京工業大学ではマルチパーティコンピュテーション及びカルダノを持続性のあるものとするために研究を行なっている人たちがいます。」

カルダノのビジョンとは、学術研究とコンピューターサイエンスの素晴らしいアイディアを融合させ、他の暗号通貨より優れたものを生み出すことにあるとホスキンソン氏は語ります。この「第三世代」の暗号通貨はプルーフオブステークアルゴリズムであるウロボロスによってプルーフオブワークの課題である膨大な電力消費を回避し、何億人ものユーザーが利用できるものとなるでしょう。カルダノが拡張性のあるものとするためにサイドチェーン、Trusted Hardware、RINA(Recursive internetwork architecture)などの機能が追加されます。持続可能性はその設計の一部にある財務システムによって開発資金を提供することによって可能となります。これによってスケークホルダーが提案されたプロトコルの変更に投票することができます。一方でカルダノの計算処理層はKフレームワークによって開発者が望む任意のプログラミング言語でスマートコントラクトを記述できるようになると彼は語っています。

プログラムコードの欠陥はハッキング被害及びコイン保有者の資産損失のリスクに繋がるため、セキュリティーは暗号通貨によって最も重要です。しかし残念ながら今日では欠陥による被害は頻繁に発生しています。それを念頭に置いた上で、IOHKの技術責任者であるダンカン・クーツ氏は弊社のソフトウェア開発に対するアプローチについてこう述べています。「暗号学の研究論文は形式仕様記述の手法を用いることによってプログラミングコードに翻訳されています。これは暗号を開発者が記述するコードに近づける幾多にも及ぶ数学的手順を踏むことによって可能となっています。このプロセスによってその仕様が正確であることを確認することができます。

Duncan Coutts at the Cardano Launch event
Duncan CouttsがCardanoのローチシートで発表する様子

私は、コンピュータサイエンスの巧妙なアイディアをカルダノに採用することに情熱を持っています」クーツ氏はこう語ります。「そして、私はソフトウェアの品質についての強いこだわりがあります。美しいソフトウェアは、美しい数式や詩のようなものです。」IOHKはエンジニアリング以外にも研究に注力しています。ベルナルド・デイビット氏はステージに登壇し、IOHKが発表する論文の厳格さについて語ってくれました。デイビットはIOHKの研究パートナーである東京工業大学の助教授であり、また証明可能安全なプローフオブステークアルゴリズムであるウロボロスの作成を行なったチームの一員です。人々がこの研究成果を受け入れるべきかについてですが、彼はカルフォルニアにて開催された暗号学のカンファレンスであるCrypto 2017においてこのペーパーが査読され、受け入れられたことを指摘しました。「これは大きなカンファレンスにて認められた初のプルーブオブステークのペーパーであり、人々は暗号学における最大規模のカンファレンスに信頼をおくべきでしょう」彼はこう語ります。「よってあなた方は私を信用する必要はありません。私以外の数多くの暗号学者を信頼してください。」

Michael Parsons at the Cardano Launch event
Cardano財団会長マイケル・パーソンズ氏はローンチイベントで講演

大規模なイベントはカルダノ財団などカルダノに関わるその他の重要な組織に関する紹介も行いました。スイスを拠点とした標準化団体はプロトコルの守護者として機能し、彼らの役割にはコミュニティの情報提供及び政府と協力し規制を形成することにあります。財団の会長であるマイケル・パーソン氏は、Adaホルダーは自身のコインをLedger製のハードウォレットにて保管できるようになること、またその開発が現在進められていることを発表しました。また将来的には、ロンドンを拠点とするシンクタンクと共同でブロックチェーンに関する研究を行うことも同時に発表されました。彼はコミュニティに感謝の言葉を述べつつ、こう語ります「カルダノは、完全性のあるブロックチェーンプロトコルです。我々はカルダノがそのポテンシャルを完全に発揮できるよう支援を行い、それによって世界がより良くなることを願っています。コミュニティの支援に感謝しています。あなた方の助けなしではカルダノは実現していなかったでしょう。」

カルダノを支援する第3の組織は、日本に拠点を置くEmurgoであり、彼らはカルダノ上でアプリケーションの構築する人にサポート及びアドバイスを行います。EmurgoのCEOである児玉健氏は、他の暗号通貨に対するカルダノの優位性を強調し、その明るい未来を見えてきて、カルダノは高レベルの個人特定方法を提供すると同時に、こういう金融サービスを持っていない人々に合理的かつ迅速な支払い方法を提供します。また、Emurgoは開発者とスタートアップをCaldanoのエコシステムに統合する上で重要な役割を果たします。また更に、Emurgoのシニアアドバイザーであるダレン・カマス氏はその成長を支援するために他のアジア諸国にてネットワークが形成されていることを発表しました。カマス氏はこう語りました「我々の課題はAdaが先進国だけではなく、マレーシア、ベトナム、アルゼンチン、ナイジェリアなどの発展途上国にて金融技術を支える燃料として機能するにはどのような支援が行えるのか、つまり世界中の人々がカルダノのエコシステムに関わるようにするにはどうすれば良いのかということです。」

Naomi Nisiguchi from Tokyo
Adaホルダーの西口奈保美氏

プレゼンテーション後にはイベントホールの外でカルダノチームとの撮影会が開かれました。その中にはプロジェクトを長年支えてきた三重県出身の西口奈保美さんもいました。彼女は建設業界のマネージャーとして働いており、4年前から暗号通貨に関心があります。彼女はこう語ります。「私は約2年前にAda及びそのプロジェクトにチャールズ・ホスキンソン氏が関わっていることを知りました。私はFacebookを通じて情報を取得しており、このプロジェクトの動向に関して非常に関心があります。」

Michael Parsons at the Cardano Launch event
エマーゴの社長児玉 健氏は、Cardanoローンチイベントで講演

また多くの人々はカルダノに関する計画を立案していました。川口隆氏は先月、日本の人々に暗号通貨に関する情報を発信するためにFintech Academiaを設立しており、彼はカルダノがビットコインやイーサリアムと同等の価値を持つ可能性を秘めていると考えています。彼のウェブサイトでは、暗号通貨に関する教育的な情報源を提供すると共に、暗号通貨は敵ではなく、未来の象徴でもあると伝えています。

その他にも、コンサルティング会社を所有する栃木県出身の林信義さんはビジネスでの活用に関心があり、暗号通貨に関するアドバイザリーサービスを提供としたいと考えています。今回のローンチはカルダノの始まりに過ぎず、暗号通貨を牽引する確固たる地位を確立するために今後3年間を通して多くの機能が追加される予定です。東京工業大学の特任准教授であるマリオ・ラランゲイラ氏はイベント参加者の一人であり、暗号学の仕事をするにはうってつけの時代がきたと話しています。彼はこう語ります「このプロジェクトに関わることは困難であると同時に非常にエキサイティングなことです。現在我々はマルチパーティーコンピュテーションに関する研究を進めており、カルダノにさらなる暗号学を組み込む予定です。これには東京工業大学にてベルナルド・デイビット氏とラファエル・ドウズリー氏と共同で進められている新たな研究プロジェクトKaleidoscopeが例として挙げられます。」

Bernardo David speaking at Cardano launch event
IOHKリサーチフェローベルナルド・デイビット氏はCardanoローンチイベントで講演

查尔斯·霍斯金森也同感深受虽然我们经历了许多艰苦的工作,但是能在东京与卡尔达诺合作伙伴共襄盛举这场庆祝会,真的是一个非常特别的时刻。

チャールズ・ホスキンソン氏はこの先、困難な道のりが待ち構えていることを認めており、またカルダノのパートナーと共に東京にてイベントを開催できたことは非常に特別であると語っています。「非常に楽しいイベントでした」彼は語ります。「カルダノは日本に最大のコミュニティを持っており、コミュニティの支援、忍耐、及び忠実さに感謝するためにここでローンチを開くことが重要であると感じていました。このイベントの焦点は、我々はどこから始まったのか、そしてどこに向かうのかについて発表すると共に、様々な人々と出会い、交流を深めることにあります。」

This blog article has been produced by IOHK and syndicated by Cardano Foundation for wider distribution.

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